ヤギ、コオロギ、野菜。
生きものと作物を育てる毎日が、そのまま仕事になります。
農福育は、ヤギ飼育・コオロギ養殖・無農薬野菜栽培をひとつの現場でまとめて運営する事業です。別々の事業を並べているのではなく、たがいの出るものと要るものがつながっています。
野菜の外葉や規格外品はヤギとコオロギの餌になり、その糞は発酵させて堆肥になり、また畑にもどって野菜を育てます。近隣の味噌屋・豆腐店・精米所からいただく麹菌・おから・米ぬかも、発酵飼料の材料として加わります。捨てるものを減らしながら育てるのが基本の考え方です。
作業は、餌をつくる・与える・掃除する・見守る・記録する・収穫する・包む、といったはっきりした手順に分かれています。得意なところを担当できるので、はじめてでも、体力に不安があっても、関わり方を選べます。
それぞれが独立した仕事であり、同時に循環の一部です。
麹菌で発酵させた飼料と、農場でとれた野菜を主体に育てています。ヤギの力を借りた除草は、燃料も薬剤も使わない草刈りとして農家や自治体のお役に立てます。ふんは堆肥に生まれ変わります。
米ぬかを発酵させた餌で育てるコオロギです。まずは爬虫類・小動物のいきものたちの餌として、生きたままと冷凍の二通りでお届けする準備を進めています。温度と湿度の管理が仕事の中心です。
カーボロネロ、スイスチャード、ビーツ、紫人参、フィンガーライムなど、めずらしい品種を自分たちで決めた無農薬の基準で育てています。築上町の清流を活かした水耕栽培にも取り組んでいます。
出たものが次の入りものになる。三つをまとめて営むからできることです。
野菜の外葉や規格外品はヤギとコオロギの餌に。そのふんは発酵させて堆肥に。堆肥は畑にもどり、また野菜を育てます。買う量が減り、捨てる量も減ります。
近隣の味噌屋からいただく麹菌、豆腐店のおから、精米所の米ぬか。地域に眠っていた資源が、発酵飼料として生きものを育てる力になります。
いきなり働くのではなく、段階を分けています。